飼い主のいない猫の避妊手術募集案内
2013.09.29更新
ようやく秋らしくなり、過ごしやすい毎日となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか? 暑がりの私には大変助かっております。
さて本日は、飼い主のいない猫避妊手術第2期募集案内が千葉市からありましたので、お知らせいたします。
猫の繁殖力はすごいもので、健康な猫が一回の出産で♂3匹、♀3匹産み、年4回産むとすると なんと、単純計算で1匹の猫が1年間で240匹に増えることになります。
このような形で飼い主のいない猫、つまりホームレス猫が増え続ければ、場合によっては糞尿による悪臭等の被害などが地域の人たちに問題視されることもあります。
この問題の解決には食事やトイレの管理を行うとともに、避妊手術を行って数を増やさないようにし、地域のなかで飼い主のいない猫を適正に管理することが重要です。
千葉市では我々千葉市獣医師会の協力で飼い主のいない猫の避妊手術を無料で実施しております。応募受付は10月1日から4日までで、詳しくは千葉市動物保護指導センター 043-258-7817で受付またお問い合わせ下さい。
最近は地域猫という概念があります。
地域猫とは避妊手術を実施し、飼い主がいない猫が一代限りの命を全うさせることを目的に地域に応じたルール作りを行って、糞尿の始末など適切な管理をが出来ている地域の理解が得られている猫のことだそうです。
もちろん動物嫌いな方もいらっしゃいますのので、一定の理解が重要だと思いますが、場合によっては地域の看板猫になったりしてとても納得いたしました。
手術は動物保護指導センターで実施されますがもちろん私も参加いたします。