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2019.02.14更新

<はじめに> 処置の写真を掲載しております。血液や臓器など苦手な方は閲覧をお控え下さい。

 

 

一般的に、人の口内炎が起こるとストレスや疲れによる免疫力の低下や睡眠不足や栄養不足などが原因なので、そのうち治ると考えます。

さて、【猫ちゃんの口内炎】となると中々完治が難しく、継続的に動物病院に通院されている飼い主様も多いのではないでしょうか? 実はこの口内炎我々獣医師にも大変悩ましい病気の一つであると思います。namida

 

というのも、その原因として考えられることが多くなかなか完治に至らないという点です。ウイルス感染や細菌の関与、腎臓や肝臓機能障害、ホルモンの不均衡、食物アレルギーの関係、栄養不良などいろいろな原因が考えられており、特定できないことも多くあります。

 

よって治療法も色々で、歯垢・歯石除去、抗生物質療法、ステロイド剤などの免疫抑制療法、低アレルギー食による治療、デンタルジェルの塗布、などが実施されます。これらは一時的には改善することがありますが、再発繰り返すことが多いのが悩ましいところです。

 

そんな中でもちょっと残酷abonと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、実は一番効果的な治療法は、全臼歯や全顎抜歯であるとされており、当院でもオーナー様にご理解が得られれば時にお勧めしております。

 

今回は慢性口内炎の治療で全臼歯抜歯をした例をご紹介させて頂きます。(オーナー様に掲載の許可を頂いております)

 

direまず全身麻酔下で、スケーラーによる歯垢歯石除去を行います。

猫の歯石

 

 

dire臼歯を分割して抜歯いたしました。

猫抜歯

 

猫抜歯

 

 

 

 

dire抜歯した部分の歯槽骨を滑らかにして、吸収性縫合糸にて縫合いたしました。

 

抜歯

 

猫抜歯

 

 

dire処置後に口腔内X線検査にて、抜歯が的確に出来ているか(歯根が折れて残ってしまうことがあります)を確認して終了いたします。

 

 

歯科レントゲン

 

歯科レントゲン

 

 

抜歯

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オーナー様の希望もあり犬歯と切歯は残してあります。

 

この子は術後2-3週間柔らかい食事を与えてもらう事になりました。

最近の報告では、全臼歯の抜歯で60-70%の治癒が、全顎抜歯で約90%の治癒が期待できるといわれております。

 

 

口内炎のネコにの治療で最初からこのような抜歯を選択する必要はないと思いますが、慢性的な痛みを抱えているネコちゃんにまたお薬から解放してあげる意味での選択枝のひとつであると思います。

 

歯がなくなって不便では?とよくご質問がありますが、もともと猫は食べ物をよく噛んで食べる習性がないので人間ほど不便は感じないようです。またこのことでお口の痛みがなくなりご飯をおいしそうに食べれるようになれば幸せですね!meal

 

 

 

千葉市若葉区加曽利町1061-11
かそり動物病院 telephone043-234-8857

 


千葉市若葉区にある動物病院ですが,お隣の中央区からも来院頂いております。

愛猫の口臭や気になっている飼い主様、歯石除去などに興味はあるけれど、不安を抱えている飼い主様、慢性口内炎でお悩みのネコちゃんの飼い主様

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