コラム

2016年7月21日 木曜日

心臓検診について

みなさんのワンちゃんdogのなかで最近、咳が増えてきたり、疲れやすくお散歩に行きたがらなかったり、などという症状はございませんか??





特に高齢のワンちゃんの場合はもしかしたら心臓に負担がかかっている可能性があります。




先天的な心臓病を除いて、ほとんどの場合が高齢になって心臓病になるケースが多く、一度症状が出てしまうと基本的には生涯薬の投薬が必要となります。



また、通常心臓病が始まっていても初期の段階では飼い主様もほとんど気が付きません。

そのため、定期健診やワクチン接種などで病院に来られた際に、『心雑音』が聴取され、偶然発見するケースも少なくありません。
心臓病は進行性の病気のため、現在特に症状がなかったとしても心雑音が聞こえてしまった場合は
少なくとも1年に1回は定期検査をおすすめしています。


心臓病の程度は軽症から重症まで様々です。
検査を行い、病状を把握することによって初めてその子に合った治療方法が選択できます。
今回は、心臓の検査ではどんなことをするのかを書いていきたいと思います。


~一般診察~

飼い主様にどの様な徴候が、どのくらいの頻度で起こっているのかを問診します。
また、聴診、触診、視診などで現在の体の状態をチェックします。



~血液検査~

血球計算および血液生化学検査、電解質の検査をすることで全身の状態を確認します。


~心電図検査~

心臓の電気的活動が正常かどうかを判断し、不整脈の有無などをみる検査です。

ワンちゃんを立たせた状態で脇にゼリーをつけて心電計を装着します。







~レントゲン~

心拡大の有無、気管や肺の病変の有無、肝臓うっ血の有無など、外観の変化を確認します。

基本的には仰向けと横向きの体勢で撮影します。撮影時間はごく短時間です。




心臓自体の大きさを測っても犬種によって評価が異なるので、背骨の長さと比較して評価します。




~エコー検査~

最も重要な検査です。心臓内部を検査し、病変部を特定するために行います。血液の逆流や異常な構造などを確認します。



エコー台に横向きに寝かせた状態で、ゼリーをつけてエコーをあてます。




レントゲンでの心臓の大きさもみながら評価していきます。





カラードプラーを使うことで逆流を確認しているところです。



逆流の流速を測定しています。(心臓病の進行具合をみるのに重要です)


エコーではこの他にも様々な部分をみていくので、所要時間としては30分~1時間程度です。



flair検査の際は特に麻酔は必要ありません。

flair午前中来院していただき、午後の診察時間にお返しする半日お預かりする形です。

flair検査の結果に関しては、まとめさせて頂き、後日お渡しするとともにお話し致します。




これらの検査結果と症状を合わせてお薬の処方をいたします。また、次回いつ頃に検査が必要かご提案させて頂きます。
基本的には、心臓病のお薬は生涯必要になってくるので飲ませ方や料金的なことなど、ご心配なことがありましたらご相談下さい。

また以上の検査は、現在心臓病でなくても、健康診断(ワンにゃんドック)の一環としてもご利用可能です。
早期発見が重要です。

千葉市若葉区にある動物病院ですが、お隣の中央区からも来院頂いております。
また、ワンニャンドッグや心臓病などもお気軽にどうぞ
『受付時間9:00~18:45  かそり動物病院 telephone 043-234-8857まで』





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投稿者 かそり動物病院