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2017.06.11更新

千葉市若葉区加曽利町にあるかそり動物病院では、この度dogcatの歯周病治療のために『歯科用レントゲン』newを導入いたしました。


今回は歯科の画像診断と歯周病治療についてのお話をしたいと思います。





当院では、歯石除去を希望される飼い主様が多くいらっしゃいますhappy01

動物病院で歯石除去を行うと歯を抜かれてしまう!というイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんshocksweat01





当院での歯石除去の流れとしては、



one 口腔内の確認(実際に口のなかを目で見て確認、また試験紙を使い歯周病の判定をみる検査もあります)
                    ↓
two 手術が受けられるかどうかの術前検査(血液検査および中高齢の子は心電図など)

three 全身麻酔下での歯科用レントゲン検査

four 歯石除去・ポリッシング(レントゲン検査の結果、必要あれば抜歯)


という手順です。





本来であれば歯石除去をする前にレントゲンが撮影ができればいいのですが、お口の中にレントゲンフィルムをいれて撮影するため、麻酔下でないと撮影が困難ですsweat01sweat01

そのため2回麻酔をかけるのも体に負担がかかるので、歯石除去を行う当日にレントゲン撮影を行っていますflair





レントゲン検査では歯の根本をメインに見ますeye  一見、綺麗に見える歯でも根元が腐ってしまっているケースもありますshock

もちろん必要以上に抜歯することはありませんが、腐ってしまっている歯を放置すると余計に歯周病が進行してしまうので、レントゲン上で腐ってしまっている歯に関しては出来る限り抜歯させて頂きますflair




根元が黒くなってるのがわかりますか??これは悪い歯が溶けて骨が溶けてしまっています。
こういう歯は放っておいてしまうと、歯周病が進行してしまい、骨がさらに溶けてしまいますshocksweat01








そしてレントゲンの機械が今までは大きな機械で撮影していたのですが、

小回りがききやすいポータブルの歯科用レントゲン器を昨年、導入致しましたfujishine



見た目はカメラですが、なかなか重たいですcoldsweats01





フィルム自体は小さいですが、ひとつひとつの歯の根本が確認しやすくなりました。
こんな感じです。







歯石除去を行った後は、歯みがきの方法やさまざまなオーラルケアの方法をお話しさせて頂きますflair





せっかく麻酔をかけて綺麗にしてもその後、何もお手入れをしないとまた歯石がついてしまいますsad
まずは口元にタッチするところから指導させていただきますので、



いままで歯磨きをしたことがない方もお気軽にご相談くださいshine




愛犬の口臭が気になっている飼い主様、また歯石除去などに興味はあるけれど、不安を抱えている飼い主様、まずはお気軽にご相談くださいsun



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