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2016.07.07更新

6月ということで雨の日が多いですね。お散歩が大変な時期になってきましたrain


さて今回は、食物アレルギーの除去食試験についてお話しいたいと思いますflairflair


以前から当院で使用していた食物アレルギー用のフード『アミノペプチドフォーミュラ』が、今回メーカーさんのキャンペーンということで、症状など該当する子に関して、1kgのサンプルをお渡しすることができます。
療法食というと、続けて食べなければなかなか症状の改善がみられないことが多いので、今回、1kgのサンプルでお試しいただくチャンスです。





みなさんのわんちゃんの中で、皮膚をかゆがっている子いらっしゃいませんか??dogsweat01


日々の診療の中でも、皮膚病で来院される方はたくさんいらっしゃいます。
かゆみの原因としては、大きく分けると7つありますflair

①ノミアレルギー
②疥癬(ダニ)
③犬ニキビダニ症(寄生虫)
④膿皮症(細菌感染)
⑤マラセチア(真菌)
⑥食物アレルギー
⑦アトピー性皮膚炎(環境中のアレルゲンに反応)

①~⑤に関しては、皮膚の検査をしたり、お薬を使って治すことができます。

⑥食物アレルギーに関しては、特定の食材がアレルゲンとなっている可能性がありますので、アレルギーに対応するような『療法食』を使って、アレルギー除去食試験を実施します。
療法食は蛋白質がアレルギーの原因になりやすいため、蛋白質をアミノ酸レベルまで分解したり、加水分解をしたり、食べたことのない蛋白質のみを使用したり、といったフードになります。


今回のキャンペーンでお渡しするフードは蛋白質をアミノ酸レベルに分解したフードですrestaurant

注意することが1つ。かわいそうですが、療法食中はおやつなどの他の食べ物は一切禁止になりますので、ご注意くださいdogtyphoon
約2か月ほど療法食のみのご飯を使ってみて、かゆみがなくなってくるようなら、食物アレルギーの可能性が高いということになります。



また療法食をやっても全く改善されない場合は、最後の⑦のアトピー性皮膚炎が疑われます。
アトピー性皮膚炎は若いころからなりやすく、完治が難しい病気です。かゆみ止めの内服の他、シャンプーや外用薬なども使いながら、できるだけ体に負担をかけないようにコントロールする必要があります。


今まで療法食、使ってみたかったけど食べるかどうか不安・・・な方や、顔周りやお耳だけなかなかかゆみが再発して治らない子、何となく便がゆるくなりやすい子・・・など、この機会に療法食『アミノペプチドフォーミュラ』お試しくださいhappy01flair

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