コラム

2016年6月11日 土曜日

乳歯遺残

ワンちゃんの乳歯遺残とは、乳歯と大人の歯(永久歯)が併存している状態のことです。

正常であれば、永久歯の歯の根っこが(歯根)が形成される時期に乳歯の根っこ(歯根)の吸収が始まり、乳歯は抜け落ちるのが一般的です。

この乳歯の根っこが吸収されない場合に、乳歯遺残が起こります。



これを放置しておくと、歯並びが悪くなり不正咬合つまり噛み合わせが悪くなったり、場合によっては痛みが出ることもあります。wobbly

また乳歯と永久歯の間に食物残渣や歯垢、歯石が溜り、歯肉炎や歯周病へと若い子でも発展しやすくなりますので注意が必要です。


1歳前の若い子犬では、この乳歯が残っている子は結構多く見られます。
歯並びが極端に悪くなっている子では、早い段階での抜歯をお勧めいたしますが、当院では大抵は不妊手術の際に全身麻酔下において抜歯処置をお勧めしております。

先ほどから使わせて頂いている写真は、トイプードルのボスちゃん11が月の男の子です。
去勢手術のために来院されましたが、全身麻酔下で抜歯もいたしました。




この子は左右上下の犬歯に残存乳歯がありました。(矢印)

出血も少なく済みました。




抜歯した乳歯です。



歯肉を吸収性の糸で縫合して終了ですgood


千葉市若葉区にある動物病院ですが、お隣の中央区からも来院頂いております。『ワンちゃん、ねこちゃんのお口のトラブル、避妊去勢手術などのご相談に関してまずはお気軽にお問い合わせ下さい』
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投稿者 かそり動物病院