コラム

2016年1月15日 金曜日

猫の尿路疾患について

寒くなってきましたねtyphoon


みなさんのネコさんcatでやたらトイレに行く回数が増えていたり、血が混じっている、(血尿)普段しないような場所で、最近排泄をする、などの症状はないですか??



もともと猫ちゃんはワンちゃんに比べるとあまりお水を飲まない動物ですが、
冬場は特に飲水量が減ってきます。




そうすると尿中の有害な物質などが、なかなか排泄されないので、膀胱に負担がかかってしまいます。
そのため、夏に比べると冬場の方が膀胱・尿道で来院される猫さんが多いですsweat01




これらの疾患は猫下部尿路疾患(Feline Lower Urinary Tract Disease)といい、それぞれの頭文字をとってFLUTDと呼ばれていますflair



尿路結石や細菌感染が原因になることもありますが、実は半分以上が
特発性』といわれる原因不明のケースが多いのが現状ですdespair



あらゆる検査や治療の反応がみられなかった時に、この特発性FLUTDと診断されるのですが、
ストレスや、自己免疫疾患、尿路上皮バリアの変化・・・・などが推測されています。




そのため、ストレス除去を試みたり、ご飯を変えてみたり、と治療に少し時間を要してしまうケースもあります。weep



なので、みなさんのネコさんで、先ほど書いたような症状がある方はご相談下さい。



また40~50%のケースで再発するとも言われています。
再発防止のために


①食事管理を気を付けるflair・・・・・・おしっこに配慮した療法食をオススメしています

②おしっこを我慢させないflair・・・・・こまめに清潔にしたりトイレを多く置くと安心して用をたせます

③おやつを与える時に注意するflair・・・せっかく療法食をやっていてもおやつでバランスを崩すケースがあります

④太らせないよう体重管理するflair・・・・肥満による運動不足で水分をとらず尿石ができやすくなります

⑤水を飲ませるよう工夫するflair・・・・・新鮮な水を用意して頭数より1ヶ所多くしたりするのがオススメです

⑥定期的に尿検査を実施するflair・・・投薬やお食事など急にやめてしまうと再発のおそれがあります


このような、6つのことに気を付けて頂くといいと思いますhappy01good




また、尿が全く出ていない場合尿路閉塞といって、緊急を要しますsweat01
はやく尿を抜いてあげないと最悪、亡くなってしまうこともある恐ろしい状態です。その場合は様子をみず、早めの来院をおすすめします。


以上、今回は冬場に多いネコちゃんの下部尿路疾患についてでしたcat
ご質問や、わからないことなどあれば、ご相談いただければと思いますshine



千葉市若葉区中央区近辺にお家がある飼い猫さんの泌尿器の病気のご相談に関しましては、お気軽にご相談下さい。
受付時間9:00~18:45  かそり動物病院 telephone043-234-8857まで』



このエントリをBuzzurlにブックマーク

投稿者 かそり動物病院