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2013.11.05更新

本日は、女の子のねこちゃんの不妊手術について説明したいと思います。

・まずは、事前に来院してもらい一般的な診察(聴診、触診、視診など)をさせて頂いております。

*異常がなければ、安全に麻酔を行うための術前検査として最低限血液凝固検査はお願いしております。
(手術後にもし血液が凝固しなければ、軽い手術であっても命にかかわります。)
ご希望があれば、凝固検査に加えて血液一般検査や生化学検査を行って手術に備えます。


・手術当日は、ねこちゃんに絶食をしていただき、11時頃までにお預かりいたします。
手術前には痛み止めを投与いたします。

・鎮静剤を投与し鎮静状態になったところで、切開部位の毛刈りを行います。


・麻酔の維持は全身ガス麻酔で行います。





安全な麻酔のために、心電図、体温、血圧、酸素飽和濃度、呼気炭酸ガス濃度などを測定しながら手術をいたします。



・切開部の消毒を行い、有窓布をかけます。

・腹腔を切開して両側の卵巣を摘出いたします。但し、子宮に異常があれば判断で卵巣・子宮全摘出を行います。




皮膚縫合を終えて、終了です。  

*手術中の写真は苦手な方もいらっしゃいますので控えさせていただきました。
 
・傷を舐めないように服帯を着せて、終了です。あとは麻酔が覚めるのを待って入院室に移動です。

 

基本的に2泊3日程で退院になります。抜糸は1週間後に御来院して頂きます。

ご希望があれば立会見学も受け付けております。


*写真の手術した猫ちゃんは、オーナーの方に写真掲載の許可を頂いております。


千葉市若葉区にある動物病院ですが、お隣の中央区からも来院頂いております。『猫ちゃんの避妊手術、去勢手術のご相談に関しましてはお気軽にご相談下さい。
受付時間9:00~18:45  telephone 043-234-8857 担当獣医師 木屋まで』

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